フランス・パリで実際に体験した海外の日本人コミュニティー特有の面倒さ・マウンティングによるカーストランク付け(格付け)を解説します。
日本人は世界的にみても人間関係が面倒だと言われていますが、面倒さから解放されるはずの海外でも日本人が集まる日本人コミュニティーではそのまま面倒さが輸出されています。
目次
こんな人に注意!マウンティングをする人の特徴
マウンティングをする人の特徴は、基本的に自分の地位にある程度の自信がある仕切りたがり屋さんの人で、
人と自分を比べて自己満足するタイプの方が多い気がします。
マウンティングをする人の特徴に関する章では、フランス長期滞在中に出会った方の困った特徴をご紹介します。
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根ほり葉ほり人の事を尋問しプライバシーを侵害する
日本人コミュニティーの間でのカーストランク決定に一番重要な事は、職業・お金・年齢なのでそれに関係する事を聞き出すために根掘り葉掘り聞き出そうとします。
カースト格付けをする人は、人の話にも平気で割り込みその人に話をしていないのにも関わらず無理矢理に内容を聞き出します。
私の属していた日本人コミュニティーでは、話の割り込みとプライバシーの侵害に対して嫌がっている人も居て、そのコミュニュティー内では何も話せなくなってしまった人も居ます。
職業や年齢についてやたらこだわる
カースト格付けをする人は、人の職業や年齢に対してやたらとこだわり、それを基に格付けの材料にして自分よりも上か下かを判断して満足します。
格付けする方の自己満足なので別にそれは構いませんが、職業や年齢に関する事はプライバシーに関わり話される事を嫌がる方も多いので言いふらすのは止めてもらいたいものです。
自分が一番・仕切りたがり屋の人
格付け・マウンティングを行う人は自分が一番・注目を集めたい・自分が話の中心でないといけない仕切りたがりの方である事が多く、
自分が注目されていないと不機嫌になる・コミュニティー全体の決まりよりも自分の決まりが重要というように、他人に迷惑をかけたり気を遣わせたりするので本当に面倒です。
私の属していたコミュニティーでは、仕事中にどうでも良い話を延々と聞かされ、仕事に集中したいので話を適当に聞いたり早く終わらせるような回答をすると、
「人の事をリスペクト(尊重)していない」と逆切れされました。
延々と続くどうでも良い話で、生活に必要なお金を稼ぐための仕事の邪魔をする方がよっぽど「人の事をリスペクトしていない」と思い、
この方は一体どこまで自己中なのだろう??と呆れてしまいました・・・
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海外日本人コミュニティーでの格付け方法
駐在の妻の場合とそうでない場合では日本人コミュニティーのカースト格付け方法は若干異なりますが大体は仕事とカネと年齢です。
自分が体験した・知人が体験した日本人コミュニティーのカーストランク付けについてご紹介します。
駐在では夫の地位=妻のカーストランク
夫の単身赴任で海外に駐在している日本人妻のカーストランクを決めるものは、
夫がどこの会社のどの役職に就いているか?
である事がほとんどでその人自身の魅力よりも夫の事が優先されてしまいます。
そもそもランク付けをする事自体が下らないと思いますが、ママ友カーストでも同様に夫の職業で格付けが決まってしまい、そんなことで決めるのは更に下らない事をしていると思いました。
女性の集まりでは職業がカーストランク
夫が関係しない海外での日本人の間ではあまり格付けは起きませんが、格付けが好きな人に出会ってしまい格付けに巻き込まれてしまいました。
その人の格付け方法は、女性自身の職業や出身大学等で、
有名企業に勤務している人が上・出身大学が有名校・お金を持っている人が上位でした。
その格付け方法が分かった理由は、
格付け好きの女性の話し方で、下とみれば相手を貶める・偉そうに話し、上と思えば媚びへつらう・すり寄るような事をしていたからです。
自分が負ける=しもべのように媚びへつらう
最悪なのは、自分が負ける前はその人の事に対して悪口を言っていたのに、格付けで負けると媚びへつらってすり寄るという態度をしていたので、
「この人は絶対に信用できない」
と本気で避けるようになりました。
まとめ|海外日本人コミュニティーもややこしい
海外に行って自由になったと喜んでいても、日本人コミュニティーに入ってしまうと面倒なカーストランク付けに巻き込まれてしまい、日本独特の閉塞した雰囲気で憂鬱な日々を過ごす羽目になってしまう可能性があります。
日本人コミュニティーにも当たりはずれがあり、カースト争いやマウンティングに巻き込まれそうな気配がある場合は抜けられるなら、完全に顔を覚えられていないうちに早めに抜ける事をお勧めします。
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