楽天のクレジットカードが海外でスキミング(不正利用)の被害に遭い、不正利用された体験談。
スキミングの手口・被害が判明した状況・カード会社の対応・対策方法を解説します。
目次
クレジットカード不正利用の手口
貧富の格差が激しい国・治安の悪い国では犯罪者が多く、クレジットカードの番号を盗み出し、
高額な商品を購入し、それを現金化する事でお金を手に入れる犯罪者が居ます。
楽天カードのセキュリティ担当者の話によるとカード情報を盗み出す手口は下記の通りです。
街中の犯罪者がカード情報をスキャンする機械で盗む
これはクレジットカードの情報を盗み出す手口としては有名な手口で、
犯罪者がターゲットのカバンの上からカード情報を盗む専用の機械をかざし、カード情報を盗み出します。
買い物をした店の人が盗み出す
これは日本では考えられない事ですが、外国では悪質な個人商店・レストランが多く、
●料金の過剰請求
●無理矢理な販売
●監禁・脅迫
等のモラル違反・犯罪行為が日本国内と比べると圧倒的に高い割合で発生します。
悪質な店の場合は、レジにクレジットカードの情報を盗み出す機械を設置している事もあり、
目を離したすきにクレジットカードがスキミングされてしまします。
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海外不正利用|楽天カードの対応
海外で高額商品を購入する等の怪しい動きがあった場合、クレジットカード会社は不正使用を疑い、
●クレジットカードの持ち主に連絡
●決済の停止
●カードの停止
等の措置を取ります。
スキミングで不正使用された連絡が入る
楽天カードから連絡があり、
「最近海外に旅行をされましたか?」
「アイスランドで9万円のアップルのパソコンを購入しようとしましたか?」
と確認の連絡が入り、
「海外旅行に行きましたがアイスランドには行った事がありません」
と答えると、
「海外でクレジットカードが不正使用の被害に遭っているので停止します」
との連絡があり、クレジットカードが停止されます。
不正利用の被害に遭うとクレジットカードが停止される
クレジットカードがスキミング等の犯罪行為によって停止されると、
その後は同じ番号のクレジットカードを使用する事ができなくなり、新しいカードを再発行する必要があります。
その後は使用ができなくなり再発行まで時間がかかる
不正使用の場合、盗難とは異なり無料で再発行を行う事になりますが、
再発行には「条件を満たしているかどうか?」の審査がもう一度必要になりで、
審査→カードが発送されるのには3週間の期間がかかりました。
当然、この間もクレジットカードを使用する事ができず、もしこれが旅行先であった場合は最悪です・・・
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スキミングを防ぐ方法と対策
スキミング・不正使用の手口は進化しており全てを防ぐ事はできませんが、
スキミング防止用品・少しの心がけで対策を行う事ができます。
怪しい店では現金決済を行う
これは中々見分けがつきませんが、怪しい雰囲気の個人商店ではクレジットカードを使用する事ができたとしても、
スキミングの被害に遭わないために現金で支払う事を心がけましょう。
スキミング対応のセキュリティポーチを使用する
街中でのスキミングを避けるには、スキミング防止機能が付いたセキュリティポーチの使用が有効で、
海外ではスキミング犯罪の発生率が高いのか、豊富な品揃えのスキミング対策の旅行用品が販売されています。
街中のATMには注意する
海外のATMのカード挿入口にはスキミングを行う機械が取り付けられている場合があるので、
現地通貨のキャッシングを行う際には、挿入口の形状に注意し、
出っ張りがありすぎる物や周囲の機械とは違う形状の物には注意した方が良いでしょう。
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