現役サファリガイド直伝!アフリカのサファリの健康管理やかかりやすい病気や対策方法について解説します!
当記事は、クルーガー国立公園を訪れる際に、アフリカ・マサイマラ保護区の現役サファリガイドから教わった内容です!
とにかく水分補給
サバンナは相当乾燥しているので、汗はかきませんが乾燥しすぎているために体から水分が奪われます。
そのため、最低1日2リットルの水が必要で手元に1リットルの水を用意しておく事。
喉が乾いた時点ですでに脱水症状で、そうなる前にしっかり水を飲んでおくこと
レイヤードシステム
重ね着の事で、日中は暑く朝晩はカナリ冷えるので、着たり脱いだりして体温調節ができるようにしておく。
厚手のセーター・レインコート等の風を通さない服を持っておく事。ハットと呼ばれる首まで隠れる帽子も必要
コンタクトレンズを付けている人は、砂ぼこりが入って痛い
無理はしない
せっかくサファリに行くのだからと無理をすると倒れる事があり、そうなると周りに迷惑をかけてしまうので、体調が悪いと思えばゲームドライブの参加を見送る事がお勧め。
ロッジに居ても美しい鳥やアフリカの自然を感じる事ができる。
よくなる病気
熱帯病?(マラリア・赤痢)
あまり心配しなくても良い
マラリアは、ハマダラカから感染し、マラリア原虫から感染する。マラリアを媒介しているハマダラカに刺されても感染する確率はそれほど高くなく、体が健康であればマラリア原虫に勝つ事ができて発症しない。
子どもやお年寄り等の体力の無い人の場合はマラリア原虫に負けてしまい発症する事がある。
熱帯マラリアの場合、潜伏期間が約2週間で、ピースボートの場合は船内で発病する事になる。
2週間経って体がだるい&風邪の症状程度ですが、治療が遅れれば重症化するので、初期症状が出たらマラリアを疑う
マラリアの薬の副作用は、眠りが浅くなる・お酒を飲むと気持ち悪くなる事で、合わなければ別の薬もある。
下痢
体の中の悪い毒素を出すために下痢止めは飲まずにトイレに行って安静にすることが大切
熱中症
トイレに行きたくなくて水を飲まない方も居ますが、熱中症になるのは危険なので水はしっかりと摂っておく事。
発熱
疲れやストレスで発熱する事があるので無理をしない
膀胱炎
お手洗いを我慢して膀胱炎になるので我慢しない。サファリの場合は近くの休憩所に行ったり、遠い場合はサファリの自然の中で用を足す事になる。