トラブル多発の南米・中米の航空会社ですが、今回利用したスターペルーは遅延だけではなく、「飛行機のエンジンが発火事故」という下手をすれば多くの人命が奪われるような超重大な事故が起こりました・・・
マチュピチュ観光の際にクスコ空港でスターペルーを利用した際に、エンジントラブルで発火するという致命的な航空機事故に遭遇しました。
目次
空港に到着した時点ですでに2時間の遅延
南米の航空会社の評判は頻繁に遅延するのでとても悪く、クスコの空港に到着した時点で、スターペルーはすでに2時間遅延しているとの事でした。
航空機内の異臭
搭乗時間になってスターペルーの飛行機の中に入ると、何十回と飛行機に乗っていた経験の中で初めての経験がありました。
それは異臭で、大便の臭いがこもっているような臭いが充満していました・・・
飛行機内も清潔とは言えず、古い感じがして、
「これは、古い飛行機をロクにメンテナスもせずに使っているのだろうな」
と思いました。
異常な感覚と中々飛ばない飛行機
普通飛行機は走り出すと徐々にスピードを上げ、飛ぶ直前~ある程度上がる頃までは急加速しますが、
発火事故を起こしたスターペルーの飛行機は急加速をする気配が全く無く、普通ではない嫌な感じがしました。
航空機事故発生!スターペルーエンジン発火!墜落か!?
「これ、大丈夫かな・・・」
と思っていると、エンジンが火炎放射器のように火を噴きだし、どんどんと火柱が長くなっていきました・・・
エンジンが火を噴いた時点ではまだ離陸していなかったので墜落ギリギリ免れましたが、もし飛んでいたら爆発・炎上・墜落という最悪の自体もあり得たと思います・・・
飛行機内が大騒ぎに・・・
エンジンに火が付いている事に気が付いた乗客が騒ぎだし、飛行機全体が大騒ぎになりました・・・
「これは逃げないとヤバいかな・・・」
と逃げる機会を伺っていましたが、逃げる方法も分からず、時間だけが過ぎていきました。
やっと火が消える
しばらく待っていると、スターペルーの職員が気が付いたのか、飛行機が止まり火柱も小さくなりました。
この後は当然ながら、発火した飛行機を降りて連絡を待つ事になったのですが、何もない不便でヒマなクスコ空港で何時間も過ごす事になり、究極に暇でした・・・
待ち時間が長すぎるので食料の配給
スターペルーの飛行機が発火して何時間も飛ばなくなったので、スターペルーが食料や飲み物の配給を始めました。
ペルーの人は余裕が無いのか、「俺にクレ!俺にクレ!」と必死で手を伸ばし、順番ぬかしや押し合いが発生しました・・・
1回目はバナナチップスと飲み物
2回目はハムとチーズのサンドイッチとクラッカー
振替便決定!5時に再搭乗!
飛行機が飛ばなくなった時に渡される再搭乗券。
この券を持って指定されたカウンターに行きます。通常は席が指定されていますが、今回は振替便だったので席は指定されず、フリーでした。
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目的地のペルー・リマ空港に到着したのは予定時間の7時間後
ペルーの首都リマは、南米の中でも指折りの治安が悪い街だと言われており、安全のために12時頃に空港~お宿に移動をする予定でした。
しかし、遅延が7時間にも及んだため、すっかり夜になってしまい、ラッシュアワーで渋滞が激しい上に危険な街を移動する事になりました。
まとめ:1時間のフライトのために丸一日が台無しに
この日は1時間のフライトを済ませると、昼過ぎからはペルーリマ観光だったたずが、遅延とエンジントラブルで台無しになりました。
エンジン発火事故で命の危機に直面し「これはダメかも」と思いましたがどうにか無事でした。
安いからスターペルーを選びましたが、もし南米をもう一度旅行するなら他の航空会社を利用します。
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