ウクライナ・オデッサのカタコンベ(地下道)は、第二次世界大戦でナチスドイツに対する抵抗運動を行った戦争遺跡。
ウクライナ・オデッサカタコンベ (1)

ナチスドイツ占領時の戦闘で夫や子供を失い、悲しみに暮れる女性の彫刻。

オデッサのカタコンベの特徴

ナチスドイツの戦争遺跡(恐怖体験も・・・)

ウクライナカタコンベ (1)
ナチスドイツとの抵抗運動に使用されていた「地下指令室」

オデッサのカタコンベは、ヨーロッパの一般的なカタコンベに比べると恐怖感を感じる事が結構ありました。

その理由は、ナチスドイツとの戦争で使われた地雷や爆弾等の兵器が展示されていたり、残酷な壁画が沢山あり、地下道内は静まり返った雰囲気で静かすぎて耳に違和感を感じるからです。

沢山の人が怪我をしたり命を落とした遺跡でもあるので、幽霊が出るかもしれません。

人々が生活していた

ウクライナカタコンベ (3)
地下道内の台所

カタコンベには、台所・入浴・洗濯施設・井戸・ベッド等の人々の暮らしには欠かせない施設があり、食器や設備等もそのまま展示されているので、人々の地下道内での暮らしぶりを知る事ができます。

オデッサのカタコンベの見所

悲しみに暮れる女性
ウクライナ・オデッサカタコンベ (1)

オデッサのカタコンベの一番の見所は「悲しみに暮れる女性」で、悲痛な顔からは戦争で家族を失った女性の深い悲しみが伝わります。

「悲しみを繰り返さない」という誓いからか、今もなお献花やお金が供えられています。

地下病院
ウクライナカタコンベ (2)

戦争で傷ついた兵士や病人を診察する病院があり、リアルなベッド・治療器具等も当時のまま展示されています。

「血には血を、死には死を」
ウクライナナチスドイツ

オデッサのカタコンベには、沢山の壁画があり、戦争に対する恨みや残忍さが伝わってきました。

特に「血には血を死には死を」は衝撃的で、現在の平和な世の中からは考えもつかない残酷な文言でした。

地下訓練室
ウクライナ・オデッサカタコンベ (2)

地下室には、射撃場等の訓練施設があり、射的の的にはナチスドイツマークが描かれています。

 

ナチスドイツ占領の悲惨さが分かる壁画
ウクライナ地下道

医者と負傷兵の壁画は、悲惨な戦争を物語る壁画で、

兵隊は地雷を踏んで脚が無くなってしまい、細い棒のような義足を付けています。

地下道内の入浴施設
ウクライナ・オデッサカタコンベ (3)

カタコンベは、湿度100%で、湿度があまりにも高かったため、洗濯物が乾かなかったそうです・・・

見学の際の注意点

コース外に行かない事

カタコンベの入り口で、職員の方から「コース外に行かないで下さい」と説明を受けると思いますが、これは絶対守って下さい。

理由は、オデッサのカタコンベは迷路のような構造で、地下道内は真っ暗で音も殆ど聞こえません。

そのため、迷ったら出られなくなり最悪の場合は地下道の中で遭難する事になります。

気温が低いので防寒対策をする事

オデッサのカタコンベは、気温13度・湿度100%で肌寒く夏の服装での長時間の滞在は厳しいと思います。そのため、パーカーや羽織等の防寒着を持って行く事をお勧めします。

参考書籍

ウクライナ・オデッサのカタコンベ観光には、「地球の歩き方ロシア」が便利で、ウクライナの掲載地域は、キエフ・リヴィウ・オデッサ(本記事紹介)です。

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